コラム

ガラスでおこなう花瓶以外の雑貨作り

久しぶりにものづくりコラムをお届けします
更新に時間が掛かっていることを反省しております

これまでに 初めての企画品である"ケンザン・プリーズ"から
花留めシリーズとしての"天使の浮き輪"
花留めに準じて小花を飾る"天使の一輪挿しシリーズ"
食卓をフラワーベースで演出する"はじめてのおはしおき"
などをこのコーナーでご紹介してきました

当時は
気軽に生花を活けることが今よりも普通であったため
お店で目に付いた花材を購入することに
ためらいが(現在よりも)少なかったと考えています

そうした状況にあったので
お店(お客様)のご要望にお答えするため
クリアで小さなフラワーベースを企画し続けたのですが
そのブームも
グリーンや苔玉の普及
生花に対するコスト感覚から少しづつ沈静化し
それと共に
お花周りの商品動向もだんだんと緩やかになっていきました


私たちが
花留めや小さな花瓶を展開し
大きな花瓶を扱わなかった理由の一つに
以前ご紹介した名古屋の社長の存在があります

名古屋の社長は
当時のお花ブームの影の立役者の一人といって良いほど
世界中にあるさまざまな硝子の花瓶や器を紹介し
実際に展示会でお花を活けて提案され
硝子を使用した"花器の王道"を歩んでおられました

その社長と共にお商売やものづくりを進めていくなか
重なり合わない花材に(私は)着目していたのですが
"生花を活ける"ことの取り巻く環境の変化から
次のステップとして
硝子を用いた雑貨つくりへと移っていったのでした


説明が長くなりましたが
次回のものづくりコラムでは
「PT-60 花鳥風月 色水要りおはしおき」のお話をさせて頂きます

工場で見たあるものからヒントを得て
私なりにアレンジした商品です
年内に更新できたらと自分に期待しています

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