前回のブログの続きから
何かアイデアがかたちになりそうでなりえない
悶々とした日々を過ごしておりました
そんなある日
友達からたまたまプレゼントに花束をいただき
うれしくなってお気に入りのフラワーベースで飾っていたら
不意に1つのつぼみが首からポロリと落ちてしまいました
まだまだこれから綺麗に咲くお花であるというのに
かわいそうなことをしたなと少し悲しい気持ちで
そのつぼみを小さなグラスに飾ってあげました
その時ひらめいたのです
「そうだ!お花を浮かべてあげればいいんだ!!」
これまでも
ポロリと落ちたお花やつぼみの飾り場所に困ったことはありましたが
何かできるのでは?と考えたことはありませんでした
だけれども
こんなにも真剣にお花留めのことだけを考えていたときだから
ひらめけたのだと思います
商品から始まるご縁に本当に感謝しております
海水浴で使用する浮輪の要領で
お花やつぼみが一輪プカプカ浮く程度の大きさでお花留めを作る
そうすれば
花びらが水面に接していないので朽ちていくことが無いし
また
短い茎のお花の飾り場所(お花留め)ができるばかりか
茎が短いのでそのぶん水揚げが良くなり
結果としてお花を長持ちさせることができる
「これは絶対ヒット商品になる!!!」
そう直感しました
材質は素敵なお花を飾る道具だからこそ
お花にもお水にもなじむガラス製にしたい
綺麗な浮輪のお花留めを作って
最後までお花を咲かせきってあげるお手伝いをしたい
と考えたのでした
あとは
そのアイデアをかたちにするだけなのですが
「ガラスで作る」
といってもこの素材は用途によりさまざまな種類があり
(当時のガラス素人の)私では上手くいくはずがありませんでした
そこで次回(かな)
いよいよ名古屋の師匠のご登場となるわけです