コラム

用途の重なり合わない お花留めを求めて

皆さんは
フラワーフレンド」という名前の
お花留めをご存知でしょうか

以前のブログでご紹介した
名古屋の社長が考案されたお花留めです

手造りプラスチックで作られたそのお花留めは
大きな花瓶の中に入れて
数本のお花をフレキシブルに飾りたい時とても便利です

しかもお花留めそれ自体が
お花が咲いたような形をしているので
それ(フラワーフレンド)をお花で隠して活けこむ必要が無く
もっといえば(フラワーフレンドを)見せて飾ってあげたいような
デザイン性に優れたアイテムなのです

もちろん私も
そのお花留めを始めて見知ったときから大ファンになりました

私のケンザンプリーズは
水盤や好きなガラス器用のお花留めとして
名古屋の社長のフラワーフレンドは
丸型や筒型の大きな花瓶用のお花留めとして

同じお花留めではあるのですが
特長が異なるため住み分けができており
お互いの商品を相乗効果で販売することができました

商品から始まるご縁に本当に感謝しております

そんなある日お得意先様から
「プリーズさん 次の新しいお花留めも期待しているよ!」
と新商品開発を求める好意的なお声を頂きました

元来
企画することが大好きな性格と
他者から(新商品を)期待されている喜びも重なり合って
その日から私は
夢中になって新しいお花留めの開発にチャレンジしました

しかしながら
ここでもっとも考えなくてはならないことが
今売れに売れている2つのお花留めを
邪魔するような商品を作ってはいけないという「宿題」です
類似商品を作ってそれがいくらか売れたとしても
既存の2つの花留めの売り上げが下がるようであるなら
開発しても全く意味が無いのです

そこで私は考えました
考えに考えました

フラワーフレンドでお花を活けたときの状態を
仮に「上」の位置とするならば
ケンザンプリーズを「中」の位置として
新しいお花留めを「下」の位置と見る

言い換えるなら
「陸・海・空」的な発想で新しいお花留めを作ることはできないか…

くどいですが

考えに考えて更に考えました

その幾重にも思案した内容(商品)を
次回のブログでご案内させて頂きます

よろしくお願い致します

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